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エステティシャンに資格は必要?おすすめの資格は?仕事内容、給料・年収について解説

2022.07.04

【エステティシャンになるために資格は必須ではない】

エステティシャンになる為に、必ず必要な国家資格や公的資格というのはありません。その為美容業界の中でも比較的に目指しやすい職種だといえます。
しかし、民間の認定資格は複数存在します。エステティックサロンで働きエステティシャンとしてお客様から指名されるようになるには、豊富な知識・経験・技術の証明と共にお客様からの信頼を得ることが必須となる為、これらの資格を取得していた方が就職の際に有利になることが多いです。
次に、代表的な2つの協会「日本エステティック協会(AJESTHE)」と「日本エステティック業協会(AEA)」が認定する代表的な民間資格を紹介します。

・エステティシャンになるには

【資格名】

【AEA認定エステティシャン(基礎資格) 】
試験概要:基礎知識と技術を持ち、禁忌や注意事項を理解し安全な技術提供ができる。高く安定した技術と知識を備え持つ資格
受験資格:次のいずれかに該当する者
① 協会認定校で300時間以上の履修コースを修了
② エステティックに関連する実務経験1年以上
受験料:(筆記試験)10,560円(技術力確認試験)13,640円
試験内容:(筆記試験)4肢択一 マークシート式100問
(技術力確認試験)フェイシャルケア、ボディケア(手技のみ)

【AJESTHE認定エステティシャン】
試験概要:基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格です。
受験資格:次のいずれかに該当する正会員
①協会認定校で300時間以上履修コースを修了
②エステティックに関連する実務経験1年以上
受験料 :(筆記試験)10,560円(技術力確認試験)13,640円
試験内容:(筆記試験)4肢択一 マークシート式100問
(技術力確認試験)フェイシャルケア、ボディケア(手技のみ)

【AJESTHE上級認定エステティシャン】
試験概要:専門的な知識・技術を有し、お客様ニーズに応えるエステティックサービスを提供することで店舗・サロンの利益やお客様満足を実現できる能力を有するエステティシャンに与えられる資格です(AJESTHE認定エステティシャン上位資格)
受験資格:次のいずれかに該当する正会員
①協会認定校にて1000時間以上履修コースまたはCIDESCO国際認定コースを修了
② AJESTHE認定エステティシャン資格取得後2年以上または通算5年以上の実務経験
受験料 :(筆記試験)11,000円(技術確認試験)22,000円
試験内容:(筆記試験)4肢択一 マークシート式100問
(技術確認試験)フェイシャルケア(手技・機器)、ボディケア(手技・機器)、メイク、ネイル

【AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー】
試験概要:エステティックを総合的に深く理解し、お客様に求められる実践力とサロンでの指導力を有しているエスティシャンに与えられる資格です(AJESTHE認定上級エステティシャンの上位資格)
受験資格:次の全ての要件に該当する正会員
①AJESTHE上級認定エステティシャン資格もしくはCIDESCO資格の取得
②AJESTHE上級認定エステティシャン資格取得後2年以上または通算5年以上の実務経験
③資格取得講座の受講
④資格取得試験の合格
受験料 :33,000円(資格取得講座及び受験料)11,000円(資格認定登録料)
試験内容:(筆記試験)論述形式10問(60分)
(技術試験)設定されたテーマより1つを選択し、試験官2名をサロンスタッフと想定したプレゼンテーション(5分)及びロールプレイング

【エステティシャンを目指すための方法】
エステティシャンを目指すには、大きく分けて2つの方法があります。
1協会の認定校に進学する
2エステティックサロンでアルバイトやパートとして働きながら学ぶ

それぞれの方法について詳しく説明していきます。

1協会の認定校に進学する

協会の認定校は、プロのエステティシ
ャンを養成するためのカリキュラムが整った養成施設です。協会が定めた条件を満たした施設だけが認定校として認められています。
進学先としては「美容専門学校」「エステティックスクール」の2種類あります。
美容専門学校に通うメリットは、美容について幅広く学ぶことができる環境が整っている為、美容の総合力が身につくという点です。エステや美容の基礎となる部分から学ぶことができ、エステティシャンに求められる基礎理論や専門的な知識を一から教えてもらうことができます。エステティシャンには欠かせないフェイシャル、ボディマッサージなどの施術に関する内容やカウンセリングなどの接客技術も、もちろん習得可能です。そして就職サポート体制も整っている為、面接対策や履歴書の添削を受けることができるなど、学校で学ぶからこそ得られるメリットが多数あります。そして在学中に勉強をして、エステティシャンの民間資格や、エステに関連する資格の取得ができます。また、やる気次第では他の美容系の資格取得も目指すことができます。
そしてスクールと比べてクラスが設けられていることが多く、クラス内の人数も多いので、将来一緒の道を目指す沢山の仲間と出会い、切磋琢磨しながら成長していける点が学校の最大の特徴ともいえるでしょう。

一方専門学校ではなく、養成スクールに通ってエステティシャンを目指す場合のメリットとしてはエステティックに特化して学ぶことができる点です。国の許可が不要なエステティックスクールは自由にカリキュラムを組むことができる為特定の手技を念入りに学ぶこともできます。また少人数制を採用しているところが多いのがスクールならではの特徴です。大人数の体制ではなく、じっくりマンツーマン等で学びたい方はスクールで学ぶことをおすすめします。

2エステティックサロンでアルバイトやパートとして働きながら学ぶ
冒頭にも記載した通り、エステティシャンは必ず必要な資格等が無いので、未経験者でも働くことができるエステサロンでアルバイトとして働きながら知識と技術を身に付けていき、スキルアップを目指すという方法もあります。
アルバイトの仕事内容は受付や電話対応、清掃などがメインとなりますが、営業時間外に技術向上の研修を行っているサロンが多く、エステティシャンを目指している人にとっては直で勉強をすることができるのでうってつけの場となっています。

【エステティシャンの給料・平均年収について】
エステティシャンの平均年収は、厚生労働省の発表によると300万円~400万円前後です。固定給の場合、大手サロンほど平均年収は高い傾向があります。地方差も出やすく、都心の方が地方よりも平均年収が高めです。エステティシャンで給料・年収を上げていく為には経験を積んで技術を向上させることはもちろんですが、自分がもっている技術を証明する術として資格を取得することをおすすめします。上記にも記載した「認定エステティシャン」や「AJESTHE上級認定エステティシャン」を取得していれば、給料・年収アップにつながる可能性があります。
また、歩合制を取り入れているエステサロンも多数存在します。多くのお客様を施術したり、サロンで販売されている商品を販売したりすることで、給料・年収アップにつながる可能性があります。エステティシャンの給料は資格の取得や歩合で稼げるようになると、それに応じて上がっていくので、自分次第ともいえるでしょう。

【まとめ】
以上、エステティシャンにおすすめの資格やエステティシャンを目指す方法、給料・平均年収について解説していきました。エステティシャンとして働くことにについてイメージをすることは出来ましたでしょうか。エステティシャンはフェイシャルやボディケア、美容脱毛など幅広い知識と技術が求められ、覚えることが多く大変ではありますが、その分お客様が抱える悩みを一緒に解決していきお客様に喜んでいただくことで大きなやりがいを感じることができます。この記事がエステティシャンのお仕事に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

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